.emacsの記法【その1】
やばい,1日空いた!w
簡単なことでもいいからできるだけ継続して更新せねば.
ということで本日はこちら.
.emacsの記法(その1)
- .emacsとは
emacsの画面の表示方法などの設定を保存しておくファイル.起動時に読み込まれる.
もしここで設定した内容がうまく反映されていない場合には,.emacs内にエラーが生じている可能性があります.エラーの詳細を知りたい場合には,起動オプションに
--debug-init
を追加してください.
本日は画面の設定方法についてまずご説明します.
参考までに自分の.emacsの画面設定はこんな感じ.
(if (boundp 'window-system) (setq initial-frame-alist (append (list '(foreground-color . "green2") '(background-color . "black") '(border-color . "deep pink") '(mouse-color . "white") '(cursor-color . "white") '(cursor-type . box) '(menu-bar-lines . 1) '(font . "tt16") '(vertical-scroll-bars . nil) '(top . 60) '(left . 140) ) initial-frame-alist))) (setq default-frame-alist initial-frame-alist)
かいつまんで各項目の設定をご説明すると,こんな感じになります.
- foreground-color:文字色.
- background-color:背景色.
- border-color:ウィンドウのフレーム色らしいが,よく分からない.
- mouse-color:マウスの色.
- cursor-color:カーソルの色.mouse-colorと区別がつかない.
色についてはこちらのページを参考にしてみてください.
- cursor-type:カーソルのタイプ.いちおこんなのがあるらしい.
名前 | 形状 |
---|---|
t | デフォルトのカーソル |
nil | カーソル非表示 |
box | 文字と同サイズのボックス |
bar | 縦棒型のカーソル |
- menu-bar-lines:メニューバーの表示設定.1で表示にしている.
- font:tt16というフォント設定を別に.emacsに定義している.フォント設定についてはまた次回ご説明.
- vertical-scroll-bars:スクロールバーの表示設定.nilで非表示にしている.
- top:ウィンドウの位置設定.上下方向の位置.画面上を0とし,下に行くほど値が大きくなる.
- left:ウィンドウの位置設定.左右方向の位置.画面左を0とし,右に行くほど値が大きくなる.
是非自分好みの設定にしてみてください.